2009年10月12日(月)、清水 皇樹先生による「美しい響きのための演奏法」セミナーが
米子コンベンションセンター 小ホールにて行われました。
フランスとロシアに留学されていた経験から、興味深いお話が聞けました。腕をムチの様に使うこと、スポーツの体の使い方など、時々生徒さんにもお話をすることもあるのですが、より具体的で分かりやすく、とても参考になりました。
まず、打鍵する際の重さ、高さ、スピードなどが音の響きに影響するということ。鍵盤はテコの原理なので、なるべく端に近いほうで弾く。また腕をムチのように使う際、上腕からの動きを意識する。
例えば、野球選手の投球、あるいはテニスのスウィング等のように・・
そして、ボールを投げる瞬間が一番スピードがかかっている。
また、サッカー選手のキックする動きもテコの原理など、あらゆるスポーツの動きと関係していることなど興味深いお話でした。きらきらした音を出すとき、音をつかんで打鍵のスピードを使う。手首は呼吸。
いろいろな絵画や文学、ピアノ以外のオーケストラや、オペラなど興味を持って、自分の視野、教養を身につけなければならないことなど、わかっているつもりでも、なかなか実行に移せないことなど、反省です。生徒さんも、いつもと違う視点からレッスンを受けることができてとても参考になったと思います。
(Rep:ピティナ白うさぎステーション 西野まこ)
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