2009年3月2日、根津栄子先生によるピアノ指導法講座がカワイ太宰府ショップで行われました。
講座のテーマは、
『導入から中級の指導-手遅れにさせない日々の訓練とは?』 で、70人を超える受講者の皆さんが福岡・佐賀はもちろん、南は宮崎・熊本、西は長崎まで九州各地からお集まりになりご熱心に聞き入っておられました。
講座は導入期のお話から始まり、
いかにこの時期が大切か身にしみて感じる講座でした。
この時期に十分な指導をしてこそ、チェルニー以降が充実する ということでした。
また、大きくなるにつれて心のケアも大切・・・と指導者はただ教えるだけではなく、
一人一人違う生徒さんを育てる責任と引き出しの多さが必要と感じ、自分の指導を深く考えさせられました。
根津先生もこの導入期のお話無しでは以降がお伝えしにくいということで、本当に一つ一つ大切にわかるようにおはなしして下さり、なかなか中級以降のお話が出来なかったということでしたが、全く受講者は満足しており、講座が終わってからも、続きのお話を是非聞きたい との声が殺到した次第です。
根津先生はバスティンを使っていらっしゃるということでしたが、他の教材をお使いになっている先生方にとっても直接レッスンで生かせる事が多く、私も即、ソルフェージュやスケールなどを実践して、生徒の生き生きとした反応に驚きつつ、楽しいだけに終わってしまってはだめで、
楽しく、しかも身に付く工夫を日々考えていかなければ と思いました。
本当に受講者を代表して、根津栄子先生にお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。
(Rep:ピティナきやまステーション 天本みどり先生)