2009年3月3日(火)スガナミ楽器町田店において、
2009年度ピティナピアノコンペティション課題曲説明会が行われました。
この日は、講師として武田一彦先生がおいでくださり、A2級-C級までの全47曲を、
演奏上のアドバイス、指導のポイントを演奏を交えて説明してくださいました。
武田先生は、音の響き というものをとても大切に考えておられ、
★打鍵時の指の角度、スピードなど、指のコントロールのさせ方、音のバランス・和声感などを耳でよく響きを聴く大切さ、
★オーケストラや弦楽器の奏法をイメージして演奏する ことなど、
一つ一つ丁寧に教えてくださいました。
ピアノは一人で一度にたくさんの音を出せるので、他の単音楽器のように呼吸や
フレーズ感に対しての意識が低いように思いますが、
弦楽器の奏法やオーケストラの音色をイメージする ことで、
間の取り方、タッチの方法などがわかりやすく、表情豊かに演奏するヒントとなる
と思いました。
そのためには、レッスンで、話をするだけでなく、多くの本物に触れる機会 を与えてあげたり、
CDを多く聴き比べる ことも必要だ、と改めて感じました。
★毎年3/1にコンペのスタートが切られる度にとても気持ちが引き締まります。
生徒と指導者が目標を持ち、研究と努力を重ねてコンペティションのステージに立つために
一生懸命学んでいく。惜しみない努力の後に心地良い達成感が得られ、
本当に得るものが大きいと思います。
5年後、10年後を振り返ったときに、この経験が必ず生かされていると信じ、願い、
今年も全力で熱く燃える夏にしたいと思っています。
(Rep:ピティナ町田支部 高木久美子先生)
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