【実施レポ】響きにこだわるピアノレッスン(二本柳 奈津子先生)

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2009/02/13

blog090119oita_nihonyanagi.jpgH21年1月19日、大分のいいちこ文化センターに於いて二本柳奈津子先生のセミナ‐「響きにこだわるピアノレッスン」が行われました。お話も進行も、終始歯切れの良いテンポの中で、あっという間の二時間でした。

それは、講演をなさる先生ご自身が自ら楽しみながら内面から発するリズム感、躍動感に、私たちが引きこまれていく、といった感じともいうのでしょうか。
「音の世界に誘われる時と似た感覚」「レッスンを行う際にも大切な感覚である」と、改めて気づかされました。

「音楽と身体的な動きが伴う心地よさ」
「全身で音を聴く、感じる、表現する、ことの大切さ」
など、
原点の感覚を高めることの重要性を最近レッスンの中でとみに感じておりました由、丁度その時期、講座にて指導法やアイディアの数々を教えて頂き、早速取り組みたいことが沢山ありました。

「小道具を使う」ことで、心も身体も(筋肉)もリラックスしたり、エネルギー感を具体的に感じることができたり、と、その効果は絶大だという確信がさらに高まり、受講者も暫し楽しみながら実感しました。いつも五感を研ぎ澄まして過ごしてこそ、見つけることの出来る生活の中の小物(バネのきいたサーバーだったり、おもちゃだったり・・・)を利器にする先生の機知とセンスに一同、感心感激をしました。

「響き」に関しても、けして強要ではなく、まず体感して、自らが気づくことから導いていらっしゃるのが先生の主義であるのでしょう。ピアノという楽器のハード面にもこだわっていらっしゃるお話、等、プライベートなことも少し楽しく垣間見せていただき、いろいろな刺激と活力をいただきました。

私も一人の音楽を伝える立場の者として、心新たにがんばろうという思いを深めていただいた今回の講座でした。本当にありがとうございました。
先生のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。

(Rep:大分支部会員 藤原美保先生)

 

 


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