9月11日(木)東音ホールにて角野 美智子先生の講座が行われました。
指導者の立場だけではなく、母としての経験をお持ちの角野先生。"子育てから学ぶ"と題目にあるとおり、ご自身のお子様方と幼少期にどのように接されていたのかというお話を中心に伺いました。
常に子供たちに問いかけ、会話をしながら、「受身ではなく自分で考え善悪の判断を出来るように」「自発的に表現をしようとする生き生きとした個性を育てる」為に、"音楽遊び"を数多く取り入れられたそうです。"音楽遊び"とは、童謡等の耳馴染みのある曲で喜怒哀楽を表現したり、テレビ等で耳にした曲を手探りで弾いたり、習った曲を再現・移調・伴奏付け、絵本を見てその情景に合う曲を思い浮かべる、音当てクイズ、誰が弾いたかクイズ・・・など様々なものが挙げられました。
先生自らの親子での練習方法から、歌心を育てて曲を豊かにする方法。そして、耳を作って自立した練習をさせ、コンクールを上手く活用し生徒に力を引き出す方法に、みなさん大変熱心に耳を傾けていました。
(Rep:東京音楽教材研究会 稲井麻千子先生)
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