5月8日(木)、日比谷スタインウェイサロンにて渡部由記子先生による「第32回ピティナ・ピアノコンペティション課題曲講座(C級)」を開催致しました。
A2・A1級、B級から3回通しておいで頂いた方、新幹線や飛行機で全国各地からおいで頂いた方と、今回も熱心な方々がたくさんご参加くださいました。毎年必ずいらっしゃるという方もおられました。
講座は、「コンペティションを受ける意義」から始まりました。コンペは結果より本番までのプロセスが大事であること、予選が通らない場合を不安に思っても、一生懸命頑張った結果であれば、失敗は次の目標に向かうバネに変わること、などのお話に「コンペの意義について、お母様方や生徒たちにどのように伝えたらよいのかがよくわかりました。」という感想をいただきました。
各曲については、「作曲者のエピソードと時代背景」「曲を素敵に仕上げるためのポイント」「効果的な練習方法」「子供の指にあった指づかいの提案」など、丁寧な解説と模範演奏がありました。また、「予選・本選での曲の選び方」「インヴェンションやシンフォニアの難易度や練習方法」など多岐にわたる説明があり、盛りだくさんで大変幅広い内容となりました。
C級になると1曲が長くなり、総花的になりがちですが、先生の講座はポイントが絞り込まれていて、具体的でわかりやすいと感じました。
○今後の予定・・5月25日(日)A2級 - D級公開レッスン
参加者は定員に達し、締め切りましたが、聴講は受け付けております。コンペ関連の講座はこれで終了しますが、6月ステップに向けて、スタッフ一同、準備を進めております。
今後も、活気のあるステーションとして邁進してまいりたいと思います。
(Rep:日比谷ゆめステーション 中前 浩子先生)