6月25日(月)、神戸西南ステーション主催で、本多昌子先生の講座「ピアノ指導に役立つ『音楽形式』の徹底研究」が開催されました。当日寄せられたレポートの中から、抜粋してご紹介いたします。
♪4期の時代のさまざまな背景を踏まえたうえで、音楽のさまざまな弾き方の相違を詳しく教えていただいて、本当に二内容の濃いお話を聴くことが出来て大変勉強になりました。
印象派のドビュッシーなどでは「音をそろえることが大切、モネの絵を見て!」と小さい頃から教えられてきましたが、なぜそうすることが大切なのかということを明確にご説明いただいたおかげでやっと納得しました。教えるということは、ただ言葉で伝えるというだけでなく、きちんとした裏づけを説明することも重要で、それには自分自身でもっと勉強しなければならないな、と痛感しました。
♪指の形、手の形ばかり注意して音楽を楽しむことが出来なくなっていたのですが、今日のセミナーで付け根の大切さを聞き、その子の成長を実ながらの指導でいいときき、安心しました。
難しい曲はもう弾けませんが、バロック~近代の商品などでもう一度作曲家や時代背景、タッチなど、今日習ったことなどももっと深く勉強していきたいと思いました。
♪ピアノの構造や時代、文化と、形式や時代の特徴の関係が大変よくわかりました。タッチや腕の使い方の変化も納得できましたし、ラメントバスのお話を伺いとても興味深く、こういうところが宗教と結びついているのか...と思いました。また、印象派については、ぼかすと言う方、はっきりクリアにという方、いろいろでよくわからなかったのが、点描画の点の並べ方というイメージが大変わかりやすく、納得でした。先生にお伺いしたことで、レッスンで言っていることの裏づけになることもあったり、また初めて聞いたお話は、レッスンで生徒にしてあげようと思いました。
今日は大変まとまった流れのお話で、頭の中に1本の歴史の流れが出来ました。ありがとうございました。