【実施レポ】バロックダンス体験会「親子で踊ってみましょう」~3/21金沢・村井頌子先生~

文字サイズ: |
2007/03/30

070321kanazawa.jpg3月21日(水・祝)、北国新聞会館10Fホールにて、村井頌子先生をお招きし、「バロックダンス体験会~親子で踊ってみましょう~」という講座が開かれました。私たちは、バロック時代の音楽を演奏したり、生徒に指導したりすることはたくさんありますが、バロック時代の舞曲を実際に踊ったことがありませんでした。是非体験したい、そして生徒たちにも、できたら親子で体験してもらいたいね!という会員の声から実現した講座です。約90名の参加をいただきました。
 講座ではまず始めに、講師の村井先生がバロックダンスの生まれた時代背景についてお話くださいました。続いて、待ちに待った踊りのステップの体験です。人にぶつからないように歩くことから始まり、基本的なステップである、プリエ、エルヴェ、マルシェ・・・ところが始まったばかりというのに、「足にくる~~」や、「わぁ~大変...」などの声が聞こえてきました。つま先で立ったまま、膝を曲げたりするので、子どもはともかく、大人の方々はふくらはぎの辺りがピクピクきていたのでしょう。そして、その3つのステップを組み合わせた、ブレやメヌエット、ガボット等の踊りへと進んでいきました。先生がお手本で踊ってくださると、何とも言えない気品溢れる優雅な踊りで見入ってしまうのですが、実際に私たちが踊ってみると、体も頭も混乱気味となります。しかし先生の丁寧で分かりやすいご指導に加え、ユーモアが入り混じった楽しい激励の言葉のおかげで、気がつけば、少しずつ踊れるようになっていきました。過去のピティナの課題曲の先生によるチェンバロ演奏CDや、今年度の課題曲CDに合わせて、子どもたちが真剣に先生の動きを観察し体で表現していたのが印象的で、大変貴重な体験になったことだろうと感じました。
 「演奏に役立ちそう」「メヌエットの踊りを体験し、実際にピアノで弾きたくなった」「バロックダンスに興味を持った」などのご意見をいただきました。私達もこの講座で学んだことを演奏や指導に役立てていきたいと思います。(Report:連 桃季恵)
                         


【GoogleAdsense】
ホーム > ピアノセミナー > ニュース > 02レポート> 【実施レポ】バロック...