【実施レポ】ピアノ演奏を交えたお話:イタリアは音楽の源 ~2/15愛媛・関孝弘先生~

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2007/03/09

blog_070215ehime.jpg平成19年2月15日(木)に、関孝弘先生とご夫人ラーゴ・マリアンジェラ先生 をお迎えして指導者セミナーが開催されました。レッスンや名曲に頻繁に現われ皆に 関心のある音楽用語を、イタリア人の日常会話から真の意味をとても楽しくひも解い ていただきました。
関先生ご夫妻共著 「これで納得!よくわかる音楽用語のはなし」 の本を基に、 速度記号や盛りだくさんの用語が、生活の中でどのように使われているかなど、新鮮 な驚きと共にとても興味深く聞き入りました。たとえば、アレグロは速くではなく、 陽気に楽しく明るくという意味。ラルゴは、洋服がブカブカな状態。レントはゆるゆ る。また、アンダンテは、速くも遅くもなく前へ進む動的感覚。モデラートは、自分 にとってちょうどよい・・・などなど。また、アニマートは〈生命が吹き込まれた動 き〉。コン・アニマは〈魂とともに〉。このように、微妙なニュアンスからイメージ を色々と膨らませ、それを演奏や指導に活かすことができれば、それはとても楽しい 音楽の時間になると思います。
関先生の澄んだ明るいピアノの音が響き、ベルカントの多彩な音色に、音楽の世界 がより豊かな広がりを感じられる講座となりました。 (Report:栗原文恵) 


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