名古屋市熱田文化小劇場において、名古屋中ステーション主宰のピティナ・ピアノセミナーを催し、講師に渡部由記子先生にお迎えしました。タイトルは「やる気を引き出す魔法のレッスン」野仲から「悪いクセの直し方」がメーンタイトルでした。予想を上回る100名以上のピアノ指導の先生方にお集まりいただき、用意したテキストが足りなくなり係りを慌てさせました。
ピアノを指導するにあたって先ず始めの座り方、正しい姿勢は傘を使って会場の先生がモデルになり、皆さんの笑いの中で実演となりました。ソフトボールで正しい手の形、指先の角度、親指の関節の出し方、音色の出し方等と基礎的で大切なことばかりで、場内の先生方は渡部先生と一緒に膝の上で試しながら講義を勧め、上半身の脱力の方法は時間と手間をかけ、絶えず注意しながら月日をかける。その上で音の粒のそろえ方、響かせ方、そしてピアノ演奏は作曲家の心を感じて、聴衆に感動を与えるように日頃から心がけるようになるように、と結ばれました。
ピアノ指導者にとりましては日常大切なことばかりで、改めて原点に戻り基本の重要さを感じさせられ、講座の後、日頃のレッスンにおいての質問も多くあり、気が付けば終了時間は過ぎ、何よりもこの地方のピアノの先生方が意欲的に勉強される姿を架今見た思いです。(Report:大林裕子)
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