2006年11月2日(木)、ヤマハミュージック神戸サロンに於いて、諫山隆美先生による、「ショパンコンクールに学ぶ~2005年報告とピアノ教育の要所~」の講座が開催されました。
まず、ショパンコンクール第1次予選の映像を、会場の様子や審査員、出場者についての説明や
エピソードをお話いただきながら、ダイジェストで見せて頂きました。また、ショパンコンクールの出場者の他のコンクールでの様子や結果、国ごとの音楽事情なども交えてお話しをして下さいました。
その後、「ショパンコンクール in 神戸」と題して、2005ショパンコンクール第1次予選での演奏より、
諫山隆美先生が選んだ15曲の冒頭80秒を聴き、参加者が良かったと思う5曲を選ぶという「審査員体験」をしました。審査員となった参加者の審査用紙は、その場で集計され、「ショパンコンクール in 神戸」の結果が発表されました。参加者は、その結果に一喜一憂し、アンケートでも「大変楽しかった!」という感想が沢山寄せられました。
最後に、「音のよさは追求すべき要素である」というお話しをして下さり、2時間の講座は、あっという間に過ぎてしまいました。
参加者からは、今後も色々なコンクールを取り上げてほしいと、次回を希望する声もあり、今回の講座をとても興味深く受講されていた様子が窺えました。
諫山隆美先生には、お忙しい中、当日2日(木)と、翌日3日(金)の神戸北地区の初ステップのアドバイザーもして頂きました。