【実施レポ】音楽性を育てるための、ピアノ連弾からのアプローチ~小山・江崎光世先生~

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2006/05/29

060529oyama.jpg 5月29日(月)小山市立生涯学習センターホールにて、江崎光世先生をお招きして、「たかが連弾されど連弾」~音楽性を育てるための、ピアノ連弾からのアプローチ~という講座を開催いたしました。前半では先生のお弟子さんの成長過程(5歳頃から中学生くらいまで)の記録を編集された映像や、モーツァルトの作品ばかりを連弾に編曲したものを小学生から大人までが次々とセコンドからプリモへ交代して演奏を続ける風景など、江崎先生の連弾によるピアノ指導法の素晴しさにあっと驚くビデオを中心に、子供たちがどのように連弾によって大きく成長する事が出来るかをお話いただきました。
 後半は小山ステーションのメンバー4組が前日の小山ステップで演奏した曲から6曲(今年のコンペティション連弾課題曲初級A・B)を弾き、江崎先生にご指導頂くという公開レッスン形式となりました。
前日の過酷なアドバイザーのお仕事(朝9時45分から夜8時半近くまで)の疲れを少しも感じさせない江崎先生の指導への情熱と探究心の深さに感服するとともに、これから勉強を重ねて、1歩ずつ指導力を向上させていきたいと強く感じた講座でした。
 発表会でアンサンブルの楽しさを手軽に味わえ、小さい子供達はお母様や先生と一緒に舞台へ出られるので安心感を持てるなど、連弾の持つ魅力の極一部しか見ていなかったことに気付いたのは私だけではないようです。参加された40名近い先生方の多くから、「大変役に立つ講座だった」という感想が寄せられたのは、ピアノ指導者は常に指導法に悩んでいて、江崎先生のような方を求めているから・・・ではないでしょうか。小山ステーションの仕事の一つにピアノ指導法セミナー開催が加わるような予感がします。(Report小久保素子)


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