【実施レポ】ステップ活用術!~枚方・田中克己先生~

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2006/05/01

060501hirakata.jpg 2006年5月1日(月)、大東楽器ミューズデュオサロンにおいて田中克己先生による、前日までのピアノステップを踏まえての講座が開催されました。今回は、ステップを上手に使って、ピアノ大好きな生徒に育てよう!というテーマで、曲の流れを作る、拍子と拍感の違い、ハーモニーの推移、打鍵について、お話いただきました。
 打鍵の瞬間の力の入れ方が重要(サウンドポイント)。これには、キレイな音を出すのが難しいトライアングルでの練習が効果的。音の強弱は、「大きい・小さい」ではなく「遠い・近い」(遠近感)で感じることがポイント。背中を丸くして弱い音を出すのではなく、天を仰ぐようにして弱い音を弾いてみては?
とのお話をいただきました。

 "ていねいな演奏"はほめことばではない、という事は勉強になりました。不鮮明なタッチの生徒に対しての、トライアングルを使った指導は非常にわかりやすく、また「ブルグミュラーは拍感を養うのに最適」とのお話に、本当に多くの音楽的な事を学べる教材だと、再認識しました。
今回、普段使用している教材で、細かいアドバイスをいただいたので、非常にわかりやすかったです。今後、テクニックや用語の意味を分かりやすく説明できるように、中級程度の生徒への時代別の体系的なレッスンのすすめ方について勉強していきたい、との感想も聞かれました。
とてもわかりやすく講義をしていただき、参考になりました。ありがとうございました。


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