【実施レポ】基礎からはじめる音楽表現の指導法~伊奈・林苑子先生~

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2006/02/17

060217.jpg3回目のステップを5月に予定している伊奈きらくやまステーションでは、2月17日、林苑子先生をお招きして「基礎からはじめる音楽表現の指導法」をテーマに講座を開催いたしました。

30名ほどの先生方が参加され静かに耳を傾けていらっしゃいましたが、それぞれの手の違いについてのお話に至り、人差し指と薬指の長さをあらためて観察した頃から「私は薬指の方が長いわ」「私はまったく同じ長さよ・・・」と話が弾み、とてもアットホームな講座となりました。

手・指の構造の説明といった裏づけに基づいたお話はとてもわかりやすく、また「顔を洗う時の手の形」のように、子供達のレッスンで実際に使ってみたいと思われる具体的な言葉を示しての指導法は、たいへん納得させられるものでした。「手は自分で作っていくものである」という事がとても印象に残ったという声も沢山寄せられています。

他にもスポーツ選手の例をあげられたり、「プーくんぷくん」の楽譜を例に目の移動についてとてもユーモラスにお話いただいたり、姿勢・呼吸・目や耳の集中などについて、導入期に指導すべき事をひとつひとつ確認し直すことができました。

あっという間の2時間で、まだまだお聞きしたいことがたくさんあり「続編を!」という声も多数上がっています。
アンケートの中に「林先生の花のような話し方と演奏が素敵でした・・・」とありましたが、まさに同感です。子供達がピアノを通じて花のような雰囲気を持つ人に育ってほしいなあと、しみじみ感じる一日でした。(Report:野口輝子)


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