【実施レポ】基礎からはじめる音楽表現の指導法~仙台・林苑子先生~

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2005/11/15

20051115.jpgおりひめステーションでは、林 苑子先生をお迎えして「基礎からはじめる音楽表現の指導法」と題するセミナーを実施しました。会場に集まった約40名の参加者はメモを取りながら最後まで熱心に聞き入っていました。
「最初の1~2回のレッスンでいろいろな音を出して生徒と一緒に考えてみましょう。」
ということから講座は始まりました。「かたい音、柔らかい音、強い音、弱い音などを子供の目線になって感じ、一緒にびっくりしましょう。」「音について話題にすることによって自然な流れを生徒自身が感じることが大切です。」というお話から、改めて初心に返る思いがしました。     

参加者の関心を強く引いたのはピアノを弾くときの手の形のことでした。
手の構造についてのお話や「手の形が変なまま弾いているときはそのまま裏返しにしてドームができているか見て、確かめましょう。」などのお話の際には、参加者も林先生と一緒に手を使って実践してみました。
また、ステップの活用については「当日までの練習のプロセスにおいて(苦手なことの克服など)目標づけをすることが重要です。そしてパスポートのメッセージでそのことについてほめてあげると良いでしょう。問題意識を持つことにより改善できることが多いと思います。」とのアドバイスをいただきました。
また、実際のステップのステージでのマナーなど実践的なこともお話ししていただきました。林先生の暖かなお人柄から、講座終了後にも質問をする参加者の姿が多数みられました。 (レポート:武内園子)


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