武田 真理先生
東京芸術大学ピアノ科卒業。新星日本交響楽団、ワルシャワ・フィル室内管弦楽団ほかとコンチェルトを共演し好評を博す。1988年より全国各地でピアノ指導法に関する公開講座・公開レッスンを開催。現在東京音楽大学教授。社団法人全日本ピアノ指導者協会評議員、運営委員、メディア委員長、フェスティバル実行委員、指導者検定委員チーフ(上級グループ)、コンクール事業担当者連絡会委員。ピティナ音の森ステーション代表。Miyoshi Net副会長。ピティナ・コミュニティ 音の森ステーション ホームページへ

セミナー企画内容例

「時代」とともに変遷していく音楽(バロック〜近現代/シリーズ企画)

「時代の流れを理解してこそ、可能性の広がる指導法になるのでは」を共通のテーマに、音大の現状もご紹介しながらこれからのピアノ指導のありかたを考えます。中級程度の教材に焦点を当てることでより具体的に、「時代」をとらえてこそ可能性の拡がる指導法について考えていきます。


作曲家の徹底研究講座〜J.S.バッハ

ピティナ・ピアノコンペティションやステップの課題曲でもおなじみのバロック期の教材、バッハインヴェンションに焦点を当て、バロック音楽の精神考えていきます。


作曲家の徹底研究講座〜ベートーヴェン

音楽・社会・文化の歴史に触れ、ベートーヴェンの人生を追いながら、その作品を徹底研究。「ピアノソナタ」を中心に、楽器の変遷を通じて音楽とテクニックの確立を考えます。


Miyoshiピアノ・メソードシリーズ(カワイ講座/シリーズ企画)

日本を代表する作曲家 三善晃が20年の歳月をかけた本格的なオリジナルピアノメソード。バイエル主流が続くピアノ学習に一石を投じる画期的・合理的なメソードを解説。


作曲家の徹底研究講座〜ブラームス

古典派の形式を土台に、ロマン派の「音」を表現したブラームス。音の中に文学性や表題などを盛り込むものではない、むしろ、音の中からドラマ性を感じ取るものなのです。


コンチェルトステップを使ったコンチェルトの楽しみ方

この講座では、コンチェルトの活用法、オーケストレーション、スコアリーディングなどについてレクチャーしていきます。コンチェルトステップの演奏可能曲9曲を演奏しながら、指導のポイントをレクチャーしていきます。


これからのピアノレッスンに必要な“5つの訓練”

腕や指のテクニックだけでなく、身体とピアノの一体感を得られるような指導法、音楽の楽しさと気持ちよさを感じさせる指導法へのアプローチを試みます。ピアノの指導を、単に「指の訓練」だけに終わってしまえば、音楽は本当に「生きた」ものにならないでしょう。これからの指導法に問われている要素を、「5つの訓練」として解説します。