関 孝弘先生
東京に生まれる。5歳よりピアノを始め第20回日本学生コンクール・中学の部2位。東京芸術大学付属音楽高校より、同大学に進み、在学中に第45回日本音楽コンクール2位、安宅賞受賞。イタリアのブレーシャ国立音楽院に留学し、国際コンクールにおいて、フィナーレ・リーグレ国際2位、ザンボーニ国際1位、ベッリーニ国際3位、ラフマニノフ国際3位、エンナ国際3位等、多数の上位入賞を果たす。ヨーロッパ全土で演奏旅行を開始。東京交響楽団、東京都交響楽団を始め、旧レニングラード・フィル、モスクワ国立交響楽団、ワルシャワ・フィル、ベニス室内合奏団など世界の著名オーケストラと共演。88年〜05年まで東京芸術大学講師を務める。
イタリアの「ピアノ作品」を意欲的に紹介しており、本邦初演も多数。CDは徳間ジャパンより6タイトル、コロムビア・ミュージックより2タイトル、ブリッランテより2タイトル発売されている。楽譜も全音楽譜出版社より多数、イタリア作品のすべてが日本初出版で、レスピーギ2は世界初出版。06年6月発刊の「イタリアの日常会話から学ぶ Viva la Musica!これで納得!よくわかる音楽用語のはなし」(全音)は、すでに各方面で大変話題になっている。透徹された響きの美しさには定評があり、毎年開催されている東京文化会館大ホールシリーズは第7回を迎え、毎回満席にする“実力派ピアニスト”である。
セミナー企画内容例

ショパンの原点はイタリア! 〜ショパンが理想としたピアニズムはイタリアに根ざしているのを知っていますか〜

ショパンが幼い頃から触れていた音楽は?ショパンの好きだった作曲家は? イタリアの曲とショパンの曲を引き比べてみると?生徒にショパンを弾かせる前に必要なことは?「全ての道はローマに続く・・・」


これで納得!よくわかる「音楽用語」のはなし

今まで音楽辞典では無味乾燥な一言で定義され、日本ではかなり違うイメージで定着してしまった音楽用語を、イタリア生活27年の経験をもとに、解りやすく紐解きます。それらが正しく理解できれば、音楽表現も大きく変わること間違いありません。