京都市立芸術大学音楽学部器楽科、ウィーン国立音楽大学卒業。卒業ディプロマを優秀賞を得て取得。帰国後、ソリスト室内楽、伴奏の各分野で積極的な演奏活動を展開。京都新人芸術家選奨をうける。京都音楽院では「楽曲分析」「ピアノ実技」の授業を担当。現在京都音楽院講師。ピティナ正会員。2008年6月より「西谷玲子アンサンブルシリーズ」をスタート、平行して連弾や室内楽ワークショップ、ピアノ指導法講座を開催する。 |
「エチュード」というと、指の練習曲のイメージが濃厚ですね?でも、その時代や作曲家によって、作られた目的は違います。もう一度四期の音楽スタイルを考え、目的、個性に応じたエチュードの使い方を考えてみましょう。
バロック期〜古典期〜ロマン期〜近現代、と楽器の構造も表現力も大きく成長 してきました。いろいろな作品を演奏したり指導するときのアイデアとしての「鍵盤楽器の歴史」を、身近な作品例を挙げてお話します。
古典派の時代に確立されたソナタ形式。学習者のために多く作曲されたソナチネは、「小規模なソナタ」をあらわしています。古典期の出来上がった形式を用いた作品群のレッスンでの取り上げ方を再考します。
今、全国的に広がりつつある室内楽ステップ!近年、ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)から始まった室内楽ステップは、そのピアノ演奏への高い効果から大変好評を得ています。ピアノのレッスンのマンネリを防ぎ、はずみがつくその効果を、まずは指導者自らちょっと体験してみませんか?