国立音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業,幼少よりピアノを江崎光世氏に師事。在学中、国内外研修奨学生としてザルツブルグに派遣される。これまでにピティナをはじめとするさまざまなコンクールで上位入賞。第68回新人演奏会に出演。大学卒業後、電子楽器にも興味を示し、電子楽器奏者として1998年「国際音楽の日フェスティバル」に出演。同年よりピティナヤングコンペティションコンチェルト部門の伴奏者を務める。1999年よりピティナ指導者を10回受賞。2001年と2006年にはトヨタ指導者賞受賞。2002年よりピティナヤングコンペティション審査員・ステップアドバイザーを務める。2004年よりミッフィーのぴあの絵本指導法研究会メンバーとして、別冊「ちゃれんじぶっく」、指導書「わくわくレッスンガイド」改訂版の制作に参画するとともに、開発者・飯田真樹氏と共に導入期ピアノ指導講座を担当。その実践的な指導法の紹介により多くの指導者の共感を得ている。全日本ピアノ指導者協会正会員。課題曲選定委員。 |
ピアノレッスンの早期化で「3歳、4歳はあたりまえ!」の今日このごろ。楽譜を前にして、“読ませて、弾かせて、間違いを直す”の繰り返しだけでは、なかなか小さな子どもをレッスンに惹きつけておくことは困難です。また、近年の傾向として、お稽古ごとが多様化し子どもたちの生活が多忙化する中、生徒がほとんど練習しないでレッスンに来ることも珍しいことではありません。そんな時、指導者には「いかに子どもが練習する気を起こさせるようなレッスンをするか?」が求められてくるようになりました。こうしたピアノの先生にとって“受難の時代”ともいうべき時代に、年少幼児の専用教材として開発された「ミッフィーぴあの絵本」を使いながら、導入期のピアノレッスンを子どもにとって無理なく楽しく、かつ実りあるものに導く手法を紹介します。「あの先生は小さな子どもを教えるのがとっても上手!」 ピアノレッスンのはじめの一歩を成功させましょう!
幼児期は、弾くだけで精一杯・・・?いえいえ、工夫次第で楽しみながら音楽表現やテクニックを学ぶ事が可能です。この講座では「ミッフィーのぴあの絵本」やユニークなクラフト・カード、音源CDがついた「別冊ちゃれんじぶっく」を使用し、幼児期から児童期までの成長に見合った指導をふまえながら、子どものの想像力や遊び心を生かしたさまざまなレッスン手法をご紹介致します。惹きつけ、深める導入期レッスンを・・・一緒に考えてみませんか?
私たちは身体でピアノを、ピアノで音楽を、音楽で心を表現します。心身が一体となり、思い通りの音楽が奏でられたらこんなに嬉しいことはありません。そのためには、全身〜指先をコントロールする機能的なテクニックと表現を具体化する情緒的なテクニックが必要不可欠です。この講座では、初歩の段階から楽しく効果的に身体と心を育てるテキスト「WAKUWAKU ピアノテクニック」の活用法と幼児期・児童期からテクニックを学べるレッスン手法をご提案いたします。