日比谷 友妃子先生
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て同大学卒業。卒業後、同大学の助手を数年勤め、伴奏、室内楽を多く手がける。ピアノを山岡優子、安川加寿子各氏に、演奏解釈を矢代秋雄、小倉朗各氏に師事。門下より、国内外のコンクールにおいて多くの受賞者を、また、受験指導の面でも毎年藝大、藝高合格者を出す等の実績を持つ。その指導力は海外からの多くの指導者にも注目されている。ピティナ・ピアノコンペティションでは、金、銀、銅賞をはじめ、毎年多くの成績優秀者を輩出し、特別指導者賞の他、指導者賞を通算21回受賞している。
 ムジカノーヴァに「美しいスラーとスタッカート」など執筆もおこなっている。ピティナ・ピアノコンペティション全国大会他、各地のコンクール審査員。現在、北鎌倉女子学園中、高等学校音楽科講師。社団法人全日本ピアノ指導者協会会員。
セミナー企画内容例

心に届く、美しく表情豊かな響きを求めて

初歩の段階から、音符を言葉、文脈のようにまとまりとしてとらえ、和声、拍子、調性などによる基本的なイントネーション、音の表情を感じることが出来るように導きましょう。


チェルニーは音色と表現の宝箱(1)

おなじみの教材であるチェルニーの練習曲で、様々な音色や表現のテクニックを身につけるにはどうしたらよいでしょうか。第1回は100番、30番を徹底的に研究し、初級・中級クラスの指導にどのように活かしていくと効果的かを考えます。


チェルニーは音色と表現の宝箱(2)

おなじみの教材であるチェルニーの練習曲で、様々な音色や表現のテクニックを身につけるにはどうしたらよいでしょうか。第1回での100番の色々なスタイルの曲へのアプローチの補足から、30番、40番へとさらに、技術的、音楽的な表現の基礎となる勉強の方法を探ります。


美しいスラーとスタカート〜導入から上級へ〜様々なスラーやスタカートを表現するために初歩から心がけること

1つ1つのスラー、スタカートの求める響きを、曲想、時代、作曲家などにより多様に弾き分けることができる様、導入期から体と耳を使って指導することを考えます。