パリ発ショパンを廻る音楽散歩

訳書紹介

2008/01/01

本連載の著者、中野真帆子さんによる訳書をご紹介。連載とも深く関連する内容です。

パリのヴィルトゥオーゾたち~ショパンとリストに時代~

書籍1
ヴィルヘルム・フォン・レンツ著/中野真帆子訳

世界の中心だった19世紀のパリ。
若き外交官レンツは、ふたりの天才音楽家に出会うー

当時の社交界の花形であったショパンとリストの知遇を得たレンツが、鋭い観察眼と時にユーモラスな筆致で描き出す、当世パリの音楽事情と芸術家達の青春の日々。
19世紀パリの香りがいっぱいの、ショパンとリストフアン必見!の本。
本邦初紹介。

ショパン刊
定価 1995円(税込)
問い合わせ: ショパン03-5721?6032

ショパンについての覚え書き

書籍2
アンドレ ジッド (著)/中野 真帆子 (編訳)

~ノーベル賞作家ジッドから見たショパン~

胸を張って、堂々と、「ヴァーグナーよりもショパンが好き」と言おう!
誰もがずっと言いたくて、誰もうまく説明できなかったその理由が、心憎いまでに巧みに語られた稀有ななる書物!
ショパン・ファンには、「鬼に金棒」的一冊!!
平野啓一郎(作家)

ショパン刊
定価1,575円 (税込)
問い合わせ: ショパン03-5721-6032

中野真帆子
なかのまほこ◎4歳よりピアノを始め、10歳の時、NHK教育TV「ピアノのおけいこ」にレギュラー出演。ウィーン国立音楽芸術大学を経て、パリ・エコールノルマル音楽院コンサーティストを審査員全員一致で修了後、カナダ・バンフセンターにて研鑽を積む。ロヴェーレ・ドーロ国際音楽コンクール優勝をはじめ、アルベール・ルーセルピアノ国際音楽コンクール第4位、及びルーセル賞、マスタープレイヤーズ国際音楽コンクールピアノ部門第1位など、ヨーロッパ各地のコンクール入賞を機に、ソリスト・室内楽奏者としてアジア・カナダ・ヨーロッパの音楽祭に参加。帰国後はフェリス女学院大学音楽学部で後進の指導にあたる傍ら、国内外での演奏、各種コンクールの審査員、TV・ラジオへのメディア出演、音楽雑誌への執筆・翻訳など、多方面で活躍し、2016年秋に国連帰属の世界公益同盟より日本人として初めてのメダル受章。著書に『ショパンを廻るパリ散歩』(2009)、翻訳書に『パリのヴィルトゥオーゾたち』(2004)、『ショパンについての覚え書き』(2006)、録音にキングインターナショナルより『LIVE』(2015)、『ロマンチック・タイム』(2016)。◆ Webサイト
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