ロン・ティボー国際コンクール レポート

コンクール会場、驚きの仕掛け!

2007/10/21

いよいよ今日20日(土)10時30分より、ロン・ティボー国際コンクールピアノ部門2007が開幕しました。1次、2次(セミファイナル)の会場は、パリ国立地方音楽院(CNR)の地下にあるホール。客席数250程度の、横に広いホールです。

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ステージ上には、スタインウェイのピアノが一台。ピアノ選びはなく、ステージ上、左端と右端に1台ずつピアノが置いてありますが、これはピアノ選び用ではなく、予備あるいはただ単に保管のために置いてあるピアノのようです。

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さすがにヨーロッパでは、町の片隅の一ホールで始まるコンクール予選にも、朝から多くの聴衆が詰めかけ、コンテスタントにあたたかい拍手を送ります。写真は、午後の部の開場を待つ聴衆の長蛇の列。

会場に入るとあっと驚く光景が!!
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何だか分かりますでしょうか?
なんと、後方3列に設置された審査員席の前には、前方が見えないよう、屏風のような衝立が設置されていました。これは、今回からの試みで、コンテスタントの顔や性別、演奏姿を見ずに、音だけで審査しようというねらいのようです。
しかしこう大きな衝立では、音もだいぶ変わってしまうのでは?と思わずにはいられない大きさです。

そんな会場で、ロン・ティボー国際コンクールピアノ部門が幕を開けます。


ピティナ編集部
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