第3回香港国際ピアノコンで、佐藤圭奈さん(08特級グランプリ)がファイナル進出
10月26日-11月2日、香港で行われている、「第3回香港国際ピアノコンクール」で、2008年度ピティナ特級グランプリの佐藤圭奈さんが、セミファイナル&ファイナルラウンドに進出している。
香港国際ピアノコンクールは、ピアニスト・指揮者のヴラディーミル・アシュケナージが審査員長を務めることでも知られ、室内楽・協奏曲を含む膨大なレパートリーが必要とされる至難のコンクール。
佐藤さんは、27日に室内楽(シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44)、29日にアシュケナージ指揮香港フィルと協奏曲(ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37)を演奏する。
審査員は、アシュケナージ氏のほか、パスカル・ロジェ、ギャリック・オールソン、ゲイリー・グラフマンら、錚々たるピアニスト・ピアノ教育者がつとめる。
最終結果は、10月30日(日)に発表される。
コンクール公式サイト
http://www.chopinsocietyhk.com/index.htm
音楽ジャーナリストとして各国を巡り、国際コンクール・音楽祭・海外音楽教育などの取材・調査研究を手がける。『海外の音楽教育ライブリポート』を長期連載中(ピティナHP)。著書に『ハーバードは「音楽」で人を育てる~21世紀の教養を創るアメリカのリベラル・アーツ教育』(アルテスパブリッシング・2015年)、インタビュー集『生徒を伸ばす! ピアノ教材大研究』(ヤマハミュージックメディア・2013年)がある。上智大学外国語学部卒業。在学中に英ランカスター大学へ交換留学し、社会学を学ぶ。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会勤務を経て現職。2007年に渡仏し「子どもの可能性を広げるアート教育・フランス編」を1年間連載。ピアノを幼少・学生時代にグレッグ・マーティン、根津栄子両氏に師事。全日本ピアノ指導者協会研究会員、マレーシア・ショパン協会アソシエイトメンバー。 ホームページ:http://www.erikosugano.com/