第3回ダヌビア・タレンツ国際音楽コンクール(ハンガリー・ヴァーツ)レポート/赤松林太郎先生
2018/10/29
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今年もハンガリーの美しい街ヴァーツにて、ダヌビア・タレンツ国際音楽コンクールが開催されました。3年目を迎える今回は全部門で130名の参加者を集め、会期を延長して2018年10月22日~26日の5日間で行われました。当初22日に予定されていた私のマスタークラスが会場をブダペスト市内に移したため、今回はピアノ部門(25、26日)のみを審査しました。
改装された会場には入りきらず、部屋の外から撮影する人もいた最終日の表彰式&ガラコンサート。数多くの音楽コンクールが世界中にある中で、この街で国際的なコンクールが開催される意義について考えさせられました。今回も大きな成功に導いたコンクール事務局および音楽監督のキッシュ・ユリアンナ女史に大きな拍手を贈ると共に、2016年の初回より審査員長を務めさせていただいたことを心から光栄に思っています。
Piano Cat.B 2004年生まれ以降、自由曲12分 | 最高位・第1位=檜森海希(賞金ならびにイタリアにおけるコンサート褒賞) 第2位=Michi Arai |
Piano Cat.D 1996年生まれ以降、自由曲25分 |
第1位=下谷内李紅 第3位=Maria Bue Kessel |
Piano Cat.E 年齢制限なし、自由曲30分 |
第2位=前野涼子 第3位=渡邉咲季 |
Piano 4 hands Cat.D 1996年生まれ以降、自由曲20分 | 第3位=下谷内李紅 & Maria Bue Kessel |
◆受賞者のピティナ歴 下谷内李紅さん(ピティナ学生会員) 、檜森海希さん、前野涼子さん、渡邉咲季さんはピティナ・ピアノコンペティションへの参加歴・受賞歴多数あり。
ピティナ編集部
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