イタリアのラジオ局「ラジオクラシカ・イタリア」で音源録音(レポート:保屋野美和)
2014/06/16
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イタリアのラジオ局
「ラジオクラシカ・イタリア」で音源録音
「ラジオクラシカ・イタリア」で音源録音
レポート:保屋野美和(演奏会員)
この度、今年1月にイタリアのサローで行われた「ルイジ・チェッリテッリ国際音楽コンクール」大賞受賞の褒賞として、イタリアのラジオ局「ラジオクラシカ・イタリア」で録音させて頂く機会を頂きました。
録音した曲はハイドンのピアノ・ソナタ変ロ長調Hob.16-41、スクリャービンのエチュードop.42-1、ラヴェルのラ・ヴァルス。初めてのラジオ録音で緊張しておりましたが、スタッフの方がとてもフレンドリーで優しく、ラジオパーソナリティーの方とグールドのラ・ヴァルスの録音話で盛り上がったり、名だたる演奏家達の逸話を伺いながら、リラックスして録音を進めることが出来ました。
スタジオに置かれていたのは小型のカワイで、少し古い香りのする暖かみのある音を持ったピアノでした。このピアノには歴史があり、なんと先日はピアニストのアンスネスも録音したそう。
コンサートとは違った環境で、自分の求めている響き、音楽を作り出していく作業はまた一味違った面白さ、繊細さがあり、新たな視点を開眼いたしました。この経験を今後の糧にし、また一層がんばりたいと思います。
音源は7月中に放送予定。ラジオクラシカのウェブサイトおよびTuneIn(オンラインラジオ)でも視聴できます。
ピティナ編集部
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