ウィーンコーチング旅行開催レポート
2014年3月31日、ウィーンコーチング研修旅行に無事行ってまいりました。この企画は、ウィーンをプロコーチの保科と一緒に旅行しながらコーチングセッションを受けるというもので、セミナーと旅行を合体させた新しい試みです。果たしてちゃんと参加者は集まるだろうか?という不安の中でのスタートでした。
多喜靖美先生に動画を撮らせて頂いたり、仲間の先生方に楽器店へチラシを持って行ってもらったりと、本当に多くの方の支えがありました。ピティナの方でも後援になって頂き、パンフレットの送付をすることが出来ました。
おかげさまで私を入れまして、8名の先生方で遂行出来ました。この場を借りて御礼申し上げます。
簡単ながら、ご報告をさせていただきます。
今回の企画は、日本の音楽団体の海外公演をプロデュースしているエムセックさんにお願い致しました。実績のある音楽旅行専門の会社ということもあり、厳選された観光スポットは、どれも音楽とゆかりの深いところでした。
- 4月1日
- シェーンブルン宮殿、中央墓地、ベーゼンドルファーサロン、ドブリンガー(楽譜)、楽友協会でのコンサート
- 4月2日
- 市立公園、美術史美術館、モーツァルトハウス、ベーゼンドルファーホール、楽友協会でのコンサート
- 4月3日
- カーレンベルクの丘、ハイリゲンシュタット、ベートーヴェンガッセ、ベートーヴェンハウス、シュテファン大聖堂、ペーター教会でのコンサート、ホイリゲ
エムセックさんから手配いただきました公認ガイドさんが、私たちピアノの先生の目線にあった解説をしてくださいました。このガイドさんはウィーン在住の声楽家出身とのこと。細かな配慮が大変嬉しかったです。
今回はコーチング研修旅行ということで、出発前のホテルで、コーチングセミナーを開催するところから始まり、往復の飛行機の中と、ホテルでの空き時間を使って、ひとりあたり合計2時間弱の個人セッションをさせていただきました。また、日頃セミナーでお話ししているテーマについてもたくさんお話しました。(◆)
日常から解放され、自分としっかり向きあおうとする参加者の先生方の姿勢が印象的で、音楽的な刺激を日々受けながら、ご自身を見つめ直し、指導者としての目標が明確になって行くなどの変化がありました。
◆ 【セミナー訪問レポート】保科陽子 指導者のためのコーチングレッスン講座
このツアーの一番の目玉は、モーツァルトハウスの地下にあるベーゼンドルファーホールでの演奏体験でした。楽譜とドレスを持参して、お一人20分演奏しました。短い時間ではありましたが、帰国して生徒さんに「オーストリアの名器であるベーゼンドルファーを、ウィーンで弾いてきたのよ」と、その素晴らしい経験をお土産話にすることができました。
ウィーンの名器を本場ウィーンで弾いたんだという事実と、その音色を味わえた、一生の思い出に残る最高の感動体験でした。私たちのためにベーゼンドルファホールを貸し切って下さったエムセックさんに感謝です。
詳しい旅行記は以下にまとめました。
ご覧頂きますと嬉しいです。
ウィーンコーチング研修旅行その1 | ウィーンコーチング研修旅行その2