- 第22回 19世紀前半、パリ音楽院のコンクール ―フルート奏者がピアニストを審査する!?
- 第21回 19世紀前半のパリ音楽院ピアノ教授、ピエール・ジョゼフ・ギョーム・ヅィメルマン ―その教育の成果は・・・?
- 第20回 フランス・ピアニズムの未来を切り拓いたピアノ教授 ―ピエール・ジョゼフ・ギョーム・ヅィメルマン
- 第19回 カルクブレンナー 《メソッド》の練習曲(4)
- 第18回 カルクブレンナー 《メソッド》の練習曲(3)―「古典派」?「ロマン派」?言葉のトリック
- 第17回 カルクブレンナー 《メソッド》の練習曲(2)
- 第16回 カルクブレンナー 《メソッド》の練習曲(1)
- 第15回 カルクブレンナーのピアノ・メソッド 7―生徒に勧めた作曲家と作品の分類 (2)
- 第14回 カルクブレンナーのピアノ・メソッド 6―生徒に勧めた作曲家と作品の分類 (1)
- 第13回 カルクブレンナーのピアノ・メソッド 5―生徒に勧めた作曲家と作品、そのジャンル
- 第12回 カルクブレンナーのピアノ・メソッド 4―新たなピアノの表現可能性
- 第11回 カルクブレンナーのピアノ・メソッド 3―メソッドの概要 第1部
- 第10回 カルクブレンナーのピアノ・メソッド 2―手導器の発明
- 第09回 カルクブレンナーのピアノ・メソッド 1―アダンの伝統
- 第08回 カルクブレンナー 1―経歴(2) 演奏、作曲、教育
- 第07回 カルクブレンナー 1―経歴(1)
- 第06回 アダン後の2人の名ピアノ教師―ヅィメルマンとカルクブレンナー
- 第05回 1810年代・20年代生まれの作曲家概観
- 第04回 アダンの《音楽院ピアノ・メソッド》3:身体性について
- 第03回 アダンの《音楽院ピアノ・メソッド》2:理想のピアニスト
- 第02回 アダンの《音楽院ピアノ・メソッド》1:概要
- 第01回 パリ音楽院:近代ピアノ教育の夜明け
- 序:ショパンが生きた時代の森へ
1822-42の20年間に亘り 音楽院院長を務めたケルビーニ Luigi Ch...続き
今回は、前回に引き続きヅィメルマンの経歴とその業績を紹介していこう。第21回...続き
19世紀前半のフランスのピアニスト・作曲家・教師の中で、ヅィメルマン以上にパ...続き
《メソッド》作品108の練習曲(参考音源) ♪ 第1番 イ短調 Alleg...続き
《メソッド》作品108の練習曲(参考音源) ♪ 第1番 イ短調 Alleg...続き
《メソッド》作品108の練習曲(参考音源) ♪ 第1番 イ短調 Alleg...続き
カルクブレンナーの手導器を利用する《メソッド》の第2部は、練習の成果を発揮する...続き
前回に引き続き、今回はカルクブレンナーが提示したピアノ練習の7つのカテゴリーを...続き
カルクブレンナーは、前回挙げたクレメンティやクラーマー、ドゥセックのほかに、ピ...続き
前回は、カルクブレンナーが目指した、ピアノによる理想的な音楽表現について検討し...続き
パリ音楽院の最初の公式メソッド(1805)を執筆したルイ・アダンは、他の楽器や...続き
カルクブレンナーのメソッド(1831)は、2部から成る。第1部には音楽とピアノに...続き
今回は、彼の《手導器を用いてピアノ・フォルテを学ぶためのメソッドMéthode...続き
今回は、先立つ一連のカルクブレンナーの紹介を受けて、1831年に彼が出版した《...続き
前回、彼の生涯を駆け足で辿ったが、具体的な業績についてはあまり触れられなかった...続き
カルクブレンナーの演奏法に触れる前に、2回に亘り、この人物の経歴を概観しておこう...続き
前回に挙げたショパン世代(1810年代?20年代生まれの世代)のピアニストたちに...続き
ここまで3回に亘って、アダンの《メソッド》を通して19世紀前半におけるフランス・...続き
前回は、アダンのメソッドを通してパリ音楽院で理想とされたピアニストについて考...続き
アダンたちが見出していたピアノの可能性は、同時に、未来を担う音楽家の可能性でも...続き
ルイ・アダンLouis Adamは1758年アルザス地方のバ・ラン県に生まれ、1...続き
序文で述べたように、ピアノという楽器は19世紀の間に飛躍的な進化を遂げた。楽器の...続き
ショパンが生を受けた19世紀、膨大な量のピアノ作品が生み出された。これはいわば時...続き
上田 泰史
金沢市出身。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、現在、同大学院修士課程に在籍中。卒業論文に『シャルル・ヴァランタン・アルカンのピアノ・トランスクリプション』(2006)。安宅賞、アカンサス賞受賞。