第09回 ソナタ第10番 Hob.XVI/1 ハ長調
単純な構成の中にも、ハイドンらしいフレーズが所々に見られる、小さなソナタです。1楽章は、左手が同じ伴奏型をずっと繰り返しますが、展開部では小規模ながらもドラマティックな和声進行を見せます。ゆったりと優しいメロディーが続く2楽章のあとは、ハ短調のトリオをはさむ3楽章。一楽章の元気なフレーズは戻ってこないまま、メヌエットのリズムで終わります。
16時00分 ふたたび音楽の仕事にとりかかる。
朝のうちに出来上がったスケッチをとり出し、総譜に書き上げる(3~4時間くらい)。
20時00分 外出。
21時00分 帰宅。その後、総譜を書くか、本を読むかする。
22時00分 夕食。この時間と決められていたようで、誰かと食べる時や、招待された時以外は、パンとブドウ酒のみの食事だった。冗談を好み、陽気に談笑しながら食事していたと伝えられている。
23時30分 就寝。老齢になってからは、もっと遅くなる。
最後の5、6年は身体が弱ったり、病気をしたりして上述の日課は守られなくなったそうです。
1987年3月22日生まれ。
1996年 ピティナ・ピアノコンペティションB級奨励賞。1998年 第15回教育連盟ピアノオーディションA部門入賞、同入賞者演奏会出演。2000年 ピティナ・ピアノコンペティションD級銅賞。2001年 第17回かながわ音楽コンクールユースピアノ部門中学生の部第1位、総合第2位、神奈川新聞社社長賞受賞。トップコンサートにて神奈川フィルハーモニー管弦楽団と共演。2003年 第1回カワイ主催ロシアン・ピアノスクール in 東京受講、受講生選抜公開演奏会出演。2004年 第5回ショパン国際ピアノコンクール in Asia、アジア大会奨励賞。第9回浜松国際ピアノアカデミー受講。ピティナ・ピアノコンペティションG級金賞、併せて東京都知事賞、讀賣新聞社賞、ヒノキ賞、王子賞、洗足学園前田賞受賞。第2回カワイ主催ロシアン・ピアノスクール in 東京受講、受講生選抜公開演奏会出演。2005年 フランスのMoulin d'Andeにて行われたマスタークラス受講。アメリカにて行われたジーナ・バックアゥワー国際ピアノコンペティションYoung Artist部門第6位。第3回カワイ主催ロシアン・ピアノスクール in 東京受講、受講生選抜公開演奏会出演。
2006年 ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、聴衆賞受賞。併せて文部科学大臣賞、讀賣新聞社賞、ミキモト賞、王子賞、三菱鉛筆賞受賞。
幼少の頃より現在に至るまで江口文子氏に師事。モスクワ音楽院にて、パーヴェル・ネルセシアン教授に師事。これまでに、佐藤俊、日比谷友妃子の各氏に師事。