• 3372017冬号)

    2018年2月28日発行

  • 表紙
    • 表紙の人 中川京子先生 中川京子:東京芸術大学卒業。第47回日本音楽コンクールピアノ部門第2位。1991年<大阪文化祭賞>本賞受賞。1992年日本ショパン協会第159回例会にオールショパンプログラムで出演し好評を博す。シャッツグレ―バー社よりCD「Mozart・Chopin」、「Bach・Mozart・Chopin」をリリース。当協会正会員。
    • P.47 表紙の人インタビューより 音大を卒業しますと社会人として自立せねばならず、就職したり、私の時代の同級生の女性はほとんど嫁いでゆきました。よほどの好条件が整わない限り練習時間の確保は難しくなります。私も生活軸が、育児・主婦・ピアノ教師?という優先順位で、4番目ぐらいにピアノの練習、という時期が長く続きました。目標を自分で作らない限り演奏の場が無いため、両親のサポートを頼りに自主リサイタルを重ねて参りました。気が付けば不惑を過ぎ、両親も老いはじめ、漠とした不安を感じ始めた頃、ピティナに出会いました。今年で、入会18年目を迎えます。

    目次

    PLAYBACK
    12
    ステップ事業
    26
    コンクール事業
    32
    セミナー事業
    38
    コンサート事業
    40
    調査研究
    42
    社会貢献
    43
    ミュッセ
    44
    会員サポート
    46
    教室紹介
    トピックス
    3
    Replay
    48
    会員・組織ニュース
    巻末17
    ご恵贈
    巻末14
    新正会員のご紹介
    連載
    8
    巻頭随筆/久元祐子先生
    47
    表紙の人/中川京子先生
    52
    専務理事コラム
    特別リポート
    53
    アレンジワークショップ2017
    お知らせ
    10
    ピティナ主催事業のお知らせ
    巻末6
    会員コンサート情報
    巻末8
    第42回ピティナ・ピアノコンペティション課題曲セミナー&公開レッスン情報
    巻末10
    ピティナ・ピアノセミナー情報
    巻末16
    ピティナ・提携コンクール情報
    Contents Pick Up
    p.8

    巻頭随筆:久元祐子先生
    ネット時代のクラシック

    馬車が一番速い乗り物だったモーツァルト時代に比較して、飛行機であっという間に目的地に着いてしまう現代は、スピードに対する感覚がまったく異なることでしょう。けれど、そんな中にあって「演奏」という行為は、時間をかけてゆっくりと熟成し、自らを見つめ、作曲家の残してくれた楽譜の向こうにあるものをじっくりと読み解き、弾き手の肉体を通して表現する、というプロセスを抜きにしては実現しない世界です。 時間をかけずに手に入る様々なものがあふれる中で、時間をかけて自らの中に蓄積していくことができるものというのは、なんと貴重なことでしょうか。私たちは、その大切な何かを常に忘れずに、演奏、研究、教育に心を向けていくべきではないでしょうか。
    p.50

    特別リポート
    アレンジワークショップ2017

    第4弾となる今回のテーマは「バリエーション」。すぐに取り入れられるアンサンブルアレンジやアイディアを、松田昌先生、丹内真弓先生、小原孝先生よりお話しいただきました。
    【GoogleAdsense】