5.入賞者の横顔

参加組数のべ4万組という激戦の中、上位入賞を果たし、記念コンサートに出演する皆さん。
普段どういう練習をしているの? 緊張したときはどうするの? 気になる疑問をアンケートでお答え頂きました。コンペに出たことのある人もない人も必見です!
1.夏のコンペが終わったあと、秋から年明けまでどのように過ごしましたか?
2.普段、練習の際に工夫されている事、気をつけていることはなんですか?
3.初めてコンクールに参加した際の思い出はありますか?
4.たくさんの人の前でのステージ、緊張したときはどうしますか?
5.コンサートなどをよく聴きに行きますか?
 1. 夏のコンペが終わったあと、秋から年明けまでどのように過ごしましたか?全文を読む
【コンサート出演】
上
今まで以上にピアノを頑張りました。またコンサートもたくさん行きました。
コンペの間あまりできなかったスケール、エチュードなどに時間をかけました。
学校の音楽会で指揮をやらせて頂き、伴奏と歌と指揮とでつくりあげていくことがとても新鮮で楽しかったようです。その後はオーケストラのコンサートを興味深く見るようになりました。
室内楽の勉強会に参加しました。

上位入賞者には全国から入賞者コンサートの出演依頼が舞い込みます。
依頼が重なって残念ながら全部は出演できないことも...!? お近くで入賞者コンサートがありましたらぜひお出かけください。全国の入賞者コンサートの予定はこちら

【学校生活】
上
受験勉強をしてめでたく志望校に合格したこと。
修士論文に向けて実験していました。
コンサートの準備と新しいレパートリー作りが主な課題でしたが、学校行事も多く、修学旅行や体育祭などとても楽しかったです。特に体育祭では優勝しました!!

芸術の秋、スポーツの秋...。学校生活でもイベントが目白押し。受験生は試験目前
の季節でしたね。合格した方、おめでとう!

【音楽いろいろ】
上
今まで以上にピアノを頑張りました。またコンサートもたくさん行きました。
コンペの間あまりできなかったスケール、エチュードなどに時間をかけました。
学校の音楽会で指揮をやらせて頂き、伴奏と歌と指揮とでつくりあげていくことがとても新鮮で楽しかったようです。その後はオーケストラのコンサートを興味深く見るようになりました。
室内楽の勉強会に参加しました。

その他、ステップに参加したり、他のコンクールに挑戦したりと様々でした。
みなさんおいそがしい。でも中にはお友達と遊ぶ時間が増えて、ピアノの練習時間は少し減ってしまったかな?という方も。お引越しや弟が生まれてお兄ちゃんになったり。半年の期間にみなさんはどんなことがありましたか?

 2.普段、練習の際に工夫されている事、気をつけていることはなんですか?全文を読む
上
自分の音をよく聴くこと。

これは、たくさんの人が書いてくれました!
ピアノに限らず音楽をする人は、ほとんどの人が先生に言われたことがある言葉なのではないかと思います。より客観的に聞くために演奏を録音している方もいました。

上
曲のお話を考えて、心の中で歌いながら弾く事。
曲のイメージもふくらませながら弾く様にしています。
CDを聴いたり、時代背景を調べたりして、ピアノの前だけで練習が終わらないように気をつけています。
作曲家の人生を振り返って音を考える。
ピアノ室は広くないですが、なるべく広い空間の音を聴くよう気をつけています。

曲のイメージ、曲の背景...。
1曲の楽譜の中と外に、考えることがたくさんあります。

上
1日で練習する目標を決めて一応形になるまでさらう様にしています。
ぼくは長い時間かけても結局ダラダラ練習でよくならないので、目標を分けて何回も練習する様に工夫しています。
集中力を持続するために一人で練習するときは一回約30分単位でしています。

練習するときは目標と集中力!
練習方法として、リズム練習やテンポを変えての練習などがあがりました


 3.初めてコンクールに参加した際の思い出はありますか?全文を読む
上
ありません(覚えていません)

ピティナのコンペは就学前の級もありますので、もう覚えてないよ...
というピティナっ子がたくさんいそうですね。

でも中には...。

上
とてもよく覚えています。ピティナのA2級でしたが、いきなり出だしでつまずいて間違えました(笑)

今はもうよい思い出となりましたでしょうか...。(笑)って書いてあるから大丈夫かな?


上
A2級だったのですが、大人の演奏をされていてとても驚きました。A2級の小さな曲でも掘り下げていくとやる事がたくさんある事に気づき、本選まで親の方も大変でした。
4歳の時でしたが、何とか押し出されて舞台に出たものの、すぐに回れ右をして袖にいる母の元へ何度も何度も帰ろうとした事。6.8!という記念すべき点数を頂いてしまいました!
演奏する子どもよりも、親の方が緊張した最初のコンクールでした。
舞台に上がって足台をセットして帰ろうとした母の服を掴んで離さなかったそうです。結局母が近くにしゃがんだ状態で演奏したそうです。

付き添う保護者の方が緊張!というご意見。


上
幼稚園の年長の時が初めてです。初めて舞台に出てホールの広さにびっくりしました。
家の部屋で弾く音と全然違ってビックリしました。
まだ小さかったので、おじぎがななめになって恥ずかしかったです。
A2級の時にはおじぎや椅子の座り方など舞台マナーの練習をたくさんしました。

ホールの響きを体験...。
初めての大きなステージ、マナーの練習も大変です。

上
とても緊張したので常にたくさん「人」を書いて食べたこと。
前の日から緊張して夜も眠れませんでした。
緊張して思い通りに弾けなかった。
とても緊張し曲を忘れそうになりました...。

そして、多くの方が緊張した!とお書きでした。
ステージ直前、緊張したとき、どうすればいいのでしょう?

 4.たくさんの人の前でのステージ、緊張したときはどうしますか?全文を読む
上
いつもあまり緊張しません。

う、うらやましい...。でも多くの人は緊張しますよね。

そんなときすることの最多回答は...。

上
深呼吸をします。

でした!
深呼吸をして体操をしたり、カウントダウンをしたりとバリエーションはいろいろ。手に「人」を書いて飲み込むというおまじないも脈々と受け継がれているようです。

上
たくさん練習頑張ったから大丈夫と気持ちを落ち着かせています。
緊張しないようにたくさん弾き込みます。練習が足らないと不安になり自信をなくして緊張するからです。自信は成功の秘訣です。
練習していたときの事を思い出し、自信を持って舞台にあがる。
まだ小さいので、今は人の前で弾く事が楽しく、あまり緊張しない様です。しかし緊張していても指は動く様に、普段からステージで弾いているつもりの練習をしています。

練習は本番のように、本番は練習のように...。


上
自分自身が楽しんで演奏するように心掛けています。
ニコニコする事にしています。

笑える気分ではなくても、唇を笑顔の形にするだけですこーし気持ちがほぐれます。
そしてどうしても、のときには...。

上
そのまま緊張しておきます。

緊張することも重要ということでしょうか。その境地に達したいものです...。


 5.コンサートなどをよく聴きに行きますか?全文を読む
上
よく行きます!

みなさんはステージに立つ回数と、ステージを聴く回数、どちらが多いですか?
ステージに立つだけ!という方はとても珍しいかもしれませんね。
コンサートは世界を広げる機会。入賞者の方々も、年に2回くらいから月に1回くらいまでいろいろなコンサートにお出かけのようです。行きたいコンサートはたくさんあるのに、スケジュールがあわなくて残念という声も。
どんなコンサートにお出かけしているのでしょうか。

上
自分の好きなピアニストのコンサートはよく聴きに行きます。
月に1回ぐらいピアノやオーケストラのコンサートに出かけています。
昨年はウィーン少年合唱団を聴きに行きました。
ヴァイオリンやピアノ、室内楽の演奏会に足を運んでいます。
はい、オーケストラなどをよく聴きに行きます。
今年はあまり行けませんでした。お友達のピアノ発表会はたくさん行ってとても勉強になりました。

ピアノだけではなく、オーケストラ、室内楽、合唱と様々ですね!
プロの演奏者のコンサートはあまり行けなかったけれど、お友達の発表会は聴いた、という方も多いでしょうか?

上
コンサートで大きなホールいっぱいにピアノの音が広がるのを聴くのが大好きなので時々行きます。

ホールの音に包まれる感じって素敵ですよね。
コンサートに行きたくなったけれどいいのあるかな?と思った方は、全国コンサート情報をどうぞ。
コンペやステップに参加した事のある学生の皆さんには、世界の「一流」のコンサートが聴けるアクセスパスのコンサートもあります。

入賞者記念コンサートまであと一月、春の第一生命ホールでみなさまのお越しをお待ちしております!