出演者コメント
コンサート開催まで、あと約1ヶ月となりました!
出演者の方々より、コンサートに向けてのメッセージと、演奏曲について、聴きどころや弾きどころ、曲にまつわるエピソード等、曲への想いをお寄せいただきました。
入賞者記念コンサートでは、A2級~特級のソロ、連弾、2台ピアノ、室内楽と多彩な曲を一度にお楽しみいただけます。きっと新しい曲との出会いがあるはず...。入賞者の皆さんの曲への想いをお読みいただき、楽しみにお待ちください。
なお、コンペ参加者価格でのお求めは事前のご予約のみとなっております。ご検討中の方はお早めに!
◆ 第1部 | 1.畠添 一誠 | 2.谷 昂登 | 3.新海 南々帆 | 4.服部 桂汰 | 5.西川 響貴 | 6.村上 智則 |7.平野 有紗 | 8.矢崎 宏一 | 9.小塩 真優 | 10.関野 静音 | 11.北 桜子&北 向日葵 | 12.原由布紀&井口るな | 13.小島響&近藤すみれ | 14.尾城 杏奈&德 夏菜子 | 15.山本 悠加&山本 彩加 | 16.中村芙悠子 | 17.杉本 佳奈美 | 18.仲田 みずほ | ◆ 第2部 | 1.上杉 廉 | 2.石井 来実 | 3.稲川 夏希 | 4.角田 沙和 | 5.吉原 佳奈 | 6.藤田 政宗 |7.逢坂 夏帆&高橋 桜子 | 8.平間勇気&平間今日志郎 | 9.阪田 知樹 | 10.螺良 浩一 | 11.古海 行子 | 12.樋高 雄太 | 13.水野 貴文 | 14.佐藤 嘉春 | 15.矢野 雄太 | 16.仲田 みずほ | |
こんなに大きな演奏会に出演するのは初めてで、とてもワクワクしています。楽しみです。
◆平吉 毅州:こびとのおどり
先生から、「一誠くんはがっちりした音で弾けるので、いろんな音の世界が表現できたらいいね」とアドバイスされて、この「こびとのおどり」に決めました。
好きなところは最後の場面で、こびとたちがにぎやかに踊っているような感じがして、楽しそうだなと思いました。弾いていて楽しいところは、テーマの後にすごく楽しく歌うところです。左が小さくフレーズされていたので、最初の頃は切るのがすごく難しかったです。右の楽しい歌がよく響くように気をつけました。
コンサートでうまく弾けたらいいな。
ぼくと会場の皆さんの心に残るコンサートになるように、頑張って練習しています。
◆ シューマン:「ユーゲントアルバム」より メロディー、勇敢な騎手
シューマン生誕200年。子どもが大好きだったシューマンが、子どものために作曲した2曲を弾きます。甘く、やさしい"メロディー"、軽やかで力強い走りの"勇敢な騎手"をイメージしながら、心をこめて弾きたいと思います。
楽しい曲なので、明るく元気に弾ける様に練習しています。
素敵なホールで良い演奏ができるように頑張ります。
◆ ギロック:ソナチネ ハ長調 第1楽章
一音一音ていねいに、音の響きを大切に楽しく演奏したいです。
入賞者記念コンサート、今からとても楽しみです。たくさんの人が聴きに来てくれるといいなと思います。
◆ ドビュッシー:「子どもの領分」より ゴリウォーグのケークウォーク
ゴリウォーグのケークウォークは、リズムや音色などがとても楽しく、僕の大好きな曲です。ドビュッシーが、娘シュウシュウの遊んでいる操り人形の動きをみて、そのこっけいな動作を曲にしたものだと先生が教えて下さいました。黒いお顔のまんまるお目めのお人形ゴリウォーグになって、面白く動いたり、止まったり、ダンスしたり、びっくりさせたり、楽しんで演奏できるといいです。
聴いて下さる方の心にひびくような演奏ができるように練習を積み重ねていきたいです。
感謝の気持ちを込めて演奏したいと思います。
◆ ラヴェル:ソナチネ 第3楽章
ラヴェルの作品は、私にとって初挑戦です。「スイスの時計職人」と言われたラヴェルの軽快なテンポとリズムの中で、フランス音楽の雰囲気を感じながら、私らしくキラキラと美しい音で演奏できたらと思います。
聴いて下さるお客様の心に届くような演奏ができるように頑張りたいと思います。
◆ ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 Op.27-2 「月光」 第3楽章
この曲には、ベートーヴェン自身の手で「幻想曲風ソナタ」という題がつけられました。第3楽章は、ベートーヴェンの強烈な個性のにじみ出た嵐のような楽章です。
心を込めて演奏したいと思います。
今、入試直前で苦手な勉強ばかりでつらい日々を送っていますが、コンサートに出演する日を楽しみに頑張っています。当日は、聴きに来て下さった方の心に残る演奏が出来たらと思います。
当日は楽しくお聴き頂いてもらえる様、精一杯頑張ります。
◆ プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.1
ソナタNo.1は叙情的な所もあれば、激しく盛り上がる場面もあります。
プロコフィエフが16才の時に作曲し、今の私と同じ年なので、パワーあふれる、生き生きとした演奏がしたいです。
2人共大好きな曲なので、毎日楽しく練習しています。本番、いい演奏ができるよう頑張ります!
◆ 山本 幹子:小鳥のデュエット
「小鳥のデュエット」は大変かわいらしい曲で、2人共大好きな曲です。
私達は年も近いせいか、姉妹というより友達のような感じでとても仲良しです。
デュエットしている仲良し小鳥が自分達と重なり、自然と楽しく・かわいらしく弾けます。本番では、そんな雰囲気も伝えられたらと思っています。
原由布紀:皆様に感謝して、心を込めて演奏します。
井口るな:今回の「やがて」という曲は、新しい曲なので皆様に気に入ってもらえるよう、がんばりたいです。
◆ 西尾 洋:やがて
今回の受賞のお祝いに西尾先生が作って下さったこの曲をこのような素晴らしい舞台で初演させていただける事を大変光栄に思います。いつも熱心にご指導下さる永瀬先生、素敵な曲をプレゼントして下さった西尾先生をはじめ、支えて下さった全ての方々に感謝の気持ちを込めて演奏したいと思います。
小島響:2人で楽しく練習しています。この曲はいくつか編曲版が出ていますので、いろいろなアレンジで弾いて、違いを楽しんでいます。
近藤すみれ:難しい曲ですが、がんばって練習しています。
◆ モーツァルト(Richard Simm編曲):アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第1楽章
軽やかに弾くのが難しいけれど、弾いていてとても楽しい曲です。
前から憧れだった、この入賞者記念コンサートに出演できるのが夢のようです。2人で力を合わせてがんばります!
◆ ラフマニノフ:組曲 第2番より 「ワルツ」 Op.17-2
初めてラフマニノフの曲が弾けて嬉しいです。軽やかに流れるワルツのリズムにのった美しいメロディが印象的な曲です。2人でピッタリと息を合わせて、大人っぽく素敵に演奏できたらと思います。
皆様に、二台ピアノの魅力が少しでも伝わるとうれしいです。感謝の気持ちを込めて演奏したいと思っております。
有名なシューベルトの曲をリストの編曲で演奏いたします。楽しい時間をお届けできればと思っております。
◆ シューベルト=リスト:ます S.564
◆ シューベルト=リスト:ウィーンの夜会 第6番 S.427
小さな方にも楽しんでいただきたいと思い、有名なシューベルトの歌曲やワルツからリストが編曲した曲を選びました。明るく楽しいステージにできればと思っております。
ロマンチックに弾けるように精一杯演奏したいと思います。
◆ ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58 第1楽章
このショパンのソナタ第三番は、有機的な形式や壮大な規模を持ち、ショパンの力強く雄大な一面を十分に発揮させた傑作な作品です。演奏させていただく1楽章は決然とした第1主題の後に、ショパンらしい、優雅で甘美な第2主題からなり、ショパンの個性と創意が生かされています。ショパンらしい力強さ、ショパンらしい美しさで構成されているのでそれを表現するのが難しかったです。
楽しんで頂けるように、素敵な演奏をします。
◆ カバレフスキー:小さい歌 Op.27-2
◆ ギロック:The juggle(手品師)
「小さい歌」はきれいに弾くように心がけています。皆さんの心に素敵な気持ちが届くように頑張ります。
「手品師」は自分が楽しく手品をしているような気持ちで弾きます。
皆さんもドキドキワクワクしたり、ビックリする気持ちになるように頑張ります。
緊張するけれど、心をこめて演奏したいと思います。
◆ クーラウ:ソナチネ Op.55-1 第1楽章
ずっと憧れていた曲です。右手がいろいろなお話をしているのを、左手がやさしく聞いているみたいで、弾いていてとても楽しいです。いろいろな音が出せるようにがんばりたいです。
夢の舞台に向けて、毎日練習に励んでいます。素敵な演奏をお届けできるよう頑張ります。
◆ ショパン:ポロネーズ ト短調 遺作
この「ポロネーズ ト短調 遺作」は、私にはとても難しく、特にポロネーズの所は苦労しました。でも、ショパンが、今の私と同じ年頃の時に、初めて作った曲だと知って、親しみを覚えました。暗い所と明るい所を自分なりのイメージをふくらませて、弾き分けられたらいいなと思います。イメージによって、自分の出す音が変わることが、最近面白くなってきたところです。
1年のしめくくりとして、心をこめて演奏したいと思います。
◆ 芥川 也寸志:「24の前奏曲」より 2.ハ短調、10.ホ短調
早い指の動きが苦手な私の為に、あかね先生が選んで下さった2曲です。私はもの悲しいハ短調が気に入っています。ホ短調は、スタッカートの連続でテンポも速いので苦労しました。
憧れのステージで大好きなホルベルク組曲を演奏するのが楽しみです。
◆ グリーグ:「ホルベルク組曲」より 前奏曲
ホルベルク組曲は先生が選んで下さいました。最初に聴いたときは「こんな難しい曲弾けるのかなぁ」と不安に思いましたが、たくさん練習をして今では気持ちよく弾けるようになりました。この曲を弾くときは爽やかな風が流れていくような、そんなイメージを持って演奏しています。コンサート当日は会場にいらして下さったみなさんにも爽やかな風を感じていただけるような演奏をしたいと思います。
自分が感じていることが少しでも表現出来るように、毎日がんばっています。
◆ チャイコフスキー:18の小品より 「ショパン風に」Op.72-15、「五拍子のワルツ」Op.72-16
「ショパン風に」は、マズルカのリズムが難しいですが、軽快な動きが好きです。
「五拍子のワルツ」は、五拍子の生き生きとした軽快なリズムが好きです。イメージに合う響きを模索中です。
楽しんで弾きますので、皆さんも楽しんで聴いて下さい。
◆ ドビュッシー:小組曲より 「バレエ」
最初のリズミカルな部分は気持ちもうきうきし、楽しくなってしまいます。
途中のスイングする所は2人とも大好きで自然に体も踊りだします。
夏帆と桜子の仲良しワールドで色彩豊かに弾きたいです。
皆さんに楽しんで聴いてもらえるように練習していますので、是非お越しください。
◆ ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(抜粋)
一年前この曲に挑戦しましたが、私達には難しかったので途中で諦めました。しかし、どうしても弾きたい曲だったので、再チャレンジしました。私達が気に入っているグリッサンド部分は、カッコよくきめたいです。
美しい音を心がけて演奏したいと思います。
◆ メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 Op.49 第1楽章
メンデルスゾーンは、私にとって音楽に真剣に向かうきっかけとなった作曲家であり大変親近感を感じております。彼のこの名作を素晴らしい両先生と演奏させて頂くことは本当に身の引き締まる思いです。今の自分にしかできない演奏でこの作品を伝えたいと思います。
みなさんの心に残るような演奏ができるように頑張ります。
当日、聴きに来て下さる方々に、是非楽しんで頂ける様な演奏ができる様に、頑張ります。
◆ リスト:2つの演奏会用練習曲より 2番「小人の踊り」
この曲はリストのエチュードの中で最後に作られたスケルツォ風のエチュードです。スタッカートで全体のリズムのフレーズを作っていく所やアルペジオの他に、クライマックスへ盛り上がってくる所がとても難しく、弾きごたえがありました。本番ではかわいらしい小人達が楽しくたわむれている様に、また盛り上がる所は華やかに表現できる様に演奏したいです。
「祝!F.Chopin生誕200周年」と騒がれている『Chopin Year』に加え、R.Schumannの生誕200周年でもある西暦2010年。その西暦2010年の入賞者記念コンサートで、F.Chopin、S.Rachmaninov、A.Scriabin、D.Shostakovichらの『24の前奏曲集』にも影響を与えたという、音楽の『旧約聖書』ことJ.S.Bachの平均律クラヴィーア曲集を演奏させていただく。
◆ J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第I巻 第3番 嬰ハ長調 BWV848
平均律クラヴィーア曲集 第1巻の自筆譜には、豪華な装飾書体で次のように書かれているそうだ。
僕の思いが届きますよう、心を込めて演奏したいと思います。
◆ ドビュッシー:喜びの島
生き生きとしたリズムや美しい色彩の和声の中から幻想的な世界を感じて頂けるように演奏したいと思います。
エンディングでは、聴いて下さる皆様を「喜びの島」へお連れする事が出来るよう頑張ります。
皆様に共感していただけるような演奏をしたいと思います。
◆ プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第3番 イ短調 「古い手帳から」 Op.28
プロコフィエフは大好きな作曲家のひとりで、これからも多く取り組み演奏していきたいです。様々な表現部分が、次々と展開されていくこの曲を鮮やかに演奏できればと思います。
自分の音楽が皆様の心に行き渡るように精一杯演奏します。
◆ ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
この曲はショパンの中で一番ロマンティックと言って過言ではないドラマ性のある音楽です。自分は、最後の大きな盛り上がり、そして美しい和声の移り変わりがとても好きです。
この度は、ソロだけでなく、素晴らしい先生方とトリオをやらせて頂けるので、今から楽しみでなりません!
◆ 第1部/グラナドス:組曲「ゴイェスカス」より 「愛と死」
◆ 第2部/メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第2番 ハ短調 Op.66第1楽章
グラナドスの愛と死では、一つ一つの音が痛みを伴って響き、作曲家の心の叫びが聞こえます。それらが私たちに、「今」を考えるきっかけを与えてくれるように感じます。
トリオはメンデルスゾーンの1番と2番が一緒に聴ける素敵なコンサートだと思います。先生方の音楽に応えられるよう、研究してまいります。