ソロ部門・デュオ部門
出演者インタビュー(2台ピアノ初級第1位:岩室 那奈&岩室 瑛士さん)
第2部
9. 岩室 那奈&岩室 瑛士/2台ピアノ初級[第1位]
当日の演奏曲目
- グリーグ:「ホルベルク組曲」より前奏曲 Op.40-1
- Q:おふたりともソロ部門での実力者でいらっしゃいますが、2台ピアノに初めて挑戦して、ご自身の音楽作りにはどんな変化がありましたか。
- 実力や経験は......。先生はどんな時も熱心で素晴らしいご指導をして下さいますので、2台ピアノを勧めて頂いた時は、初めての戸惑いもありましたが、新しいことに挑戦するワクワク感から、やってみたいという気持ちになりました。
最初は、連弾との違いもあまり分からない程で、2台の音を合わせるためには、とても良く耳を澄ませ、呼吸を合わせ、相手の演奏を常に意識しながら弾く難しさがありました。
私たちは、元々の性格や、音色も全く違うので、イメージやバランスを合わせるために何度も話し合ったり、一つの音をどんな風に表現するかを時間をかけて追求しました。
ピアノの右、左、手前、奥、様々な方向から聴いてみると、ハーモニーが全く違って聴こえる事が分かり、面白かったです。
相手を思いやる事で、自分の目線からだけではなく、作曲者の気持ちを色々な面から考えて、深く想像してみるようにもなりました。
- Q:入賞者記念コンサートは第一生命ホールでの演奏になります。2台のピアノでどのような音楽をホールに響かせたいですか。
- 全国決勝大会の時も、第一生命ホールで演奏をさせて頂きました。2台ともスタインウェイという事もあり、華やかな響きで、弾いている時はとても気持ち良かったです。
先生から、客席の位置によってバランスが違って聞こえるとアドバイスをいただきましたので、相手の音をよく聴き、丁寧な演奏をお届けできるようにしたいです。
いつか、難易度の高い、向かい合わせの2台ピアノでも演奏できるようになると良いなと思います。 - Q:思い出の一音はありますか。そのエピソードをお聞かせください。
- 先生のご自宅で、ある有名なピアニストの方が演奏会をしてくださった事があります。目の前で聴いた迫力のある演奏はもちろんですが、ppの美しさと安定感が素晴らし過ぎて、忘れられない憧れの音となりました。
岩室 那奈&岩室 瑛士さん
2台ピアノで学んだ思いやり
岩室瑛士さんは昨年の入賞者記念コンサートにB級金賞で出演
再び第一生命ホールで
憧れの音
全国大会の演奏
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