当日のレポート

第38回ピティナピアノコンペティション 入賞者記念コンサート 演奏動画一挙公開!
3月21日(土・祝)第38回ピティナ・ピアノコンペティション入賞者記念コンサートが開催され、昨夏のピティナ・ピアノコンペティションにおいて優秀な成績をおさめた入賞者たちが出演しました。 第1部には、3月15日(日)に本選が行われた第19回日本モーツァルト音楽コンクールのピアノ・ジュニア各部門ウォルフィ賞と声楽部門第1位の4名が登場。デュオやトリオ、そして声楽部門の迫力ある歌声に、会場の空気は一気にモーツァルトの世界へと引き込まれていきました。
第1部・第2部のトリを飾ったのは、入賞者コンサート初となるコンチェルトの演奏。
ピティナ・文京アナリーゼステーションの秋山徹也先生のご協力によって実現した今回のコンチェルト企画は、管弦楽にサン・オートム室内オーケストラ、指揮に前田陽一朗先生、そしてソリストにG級金賞・小竹島紗子さん(第1部)、グランプリ・山﨑亮汰さん(第2部)を迎え、コンサートを華やかに彩りました。
当日は、司会をつとめられた伊賀あゆみ先生による開演前の事前レクチャーも開催。コンサートを聴く前に演奏される作曲家や曲の背景を知る、というこの試みには、小学生から大人まで各部30~40名が参加。音楽にまつわる三択クイズなどを交え、えんぴつを片手に楽しく、真摯に耳を傾ける様子が見られました。
各部通してのべ700名が来場した今回のコンサート。のべ参加人数が最多となった昨夏のコンペティションを戦い抜いた入賞者たち一人一人に大きな拍手がおくられていました。
当日の動画は、4月3日(金)一挙公開予定です。お楽しみに!
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コンチェルト
第1部 20.小竹島紗子G級[金賞]

オーケストラと協演させていただけるなんて、なかなかない貴重な機会となりました。
このような機会をいただけたのも、ピティナの方々や、いつも応援してくださる皆さんのサポートがあってのことだと思っています。本当にありがとうございました。

小竹島紗子
第2部 12.山﨑亮汰特級[グランプリ]

特級ファイナルの時と同じでやり切った気持ちでいっぱいです。
1カ月間この曲1本で練習できたので、いい結果に繋がったと思います。また、第一生命ホールは1番思い入れのあるホールで、感謝の気持ちがありますし、このホールで締めくくることができて嬉しかったです。

山﨑亮汰
第1部
1.満月里久都 A1級[金賞]

1番最初の演奏だったので、いつもより緊張しました。
でも、曲の場面の表情を変えながら楽しく弾くことができました。

満月里久都
2.戸谷木香A1級[金賞]

ちょっと緊張したけれど、楽しかったです。難しいところもあったけれど、跳ねててピカピカしてる大好きなこの曲を演奏できて嬉しかったです。

戸谷木香
3.岸田康平B級[金賞]

2曲ともコンクールの時よりうまく弾くことができました。楽しかったです。

岸田康平
4.渡邊奏B級[金賞]

自分が弾きたいように、しっかりと演奏することができました。緊張もしなくて、心をこめて弾けたのでよかったです。とても楽しい舞台になりました。

渡邊奏
5.井本匡飛B級[金賞]

少し緊張してちょっとだけミスもしてしまったけど、お父さんとおばあちゃんが舞台から見えてリラックスして楽しく弾けました。

井本匡飛
6.木本侑希C級[金賞]

この大きなホールで演奏するたび、「私は応援してくださる先生、家族、聴きに来てくださる皆さんのおかげでここまで頑張れたんだな」って思います!今まで練習したとおりに、自分の思うような音の表現をお客さんに伝えられたと思います。

木本侑希
  • ベルコヴィッチ:パガニーニの主題による変奏曲
※著作権の関係上、公開を控えさせて頂いています。ご了承下さい。
7.森本隼太C級[金賞]

今日の曲は自分でアレンジした曲なので、自由に自分らしく勇気を持って楽しく弾くことができました!ホールも大きくて、会場から大きな拍手ももらえて嬉しかったです。

森本隼太
8.亀井柚季第19回日本モーツァルト音楽コンクール ジュニア1 ウォルフィ賞

たくさんの人がいて、少し緊張したけど、楽しく演奏することができたし、このコンサートに出ることができて、とっても嬉しかったです!練習していくうちに、もっともっとこの曲が好きになりました。

亀井柚季
9.相原壮吾 第19回日本モーツァルト音楽コンクール ジュニア2 ウォルフィ賞

練習の時と同じように今まで通り弾くことができました。演奏中も楽しく弾くことができました。

相原壮吾
10.森永冬香 第19回日本モーツァルト音楽コンクール ジュニア3 ウォルフィ賞

小学4年生のときにヴァイオリンと協演させていただいて、それが楽しかったので、今回も室内楽を演奏しました。今回はヴァイオリンに加えてチェロとも協演できたので、より音の幅を感じることができました。

森永冬香
11.新見準平第19回日本モーツァルト音楽コンクール 声楽部門 第1位

いつもの歌のコンクールとは違い、本日はピアノのコンサートの中で歌わせて頂きましたが、自分の表情の違いでお客さんの表情も変わってくるのを見て、やはり音楽は1つになれるのだと実感しました。また、自分自身のびのびとと歌うことができ、とても良かったです。

新見準平
12.平能令凰/五嶋菜々加連弾初級A[金賞]

舞台に上がったら、それまでの緊張してドキドキしていたのが一気に消えて、「おもいっきり楽しんで演奏しよう!」という気持ちになりました。いつもどおりの演奏ができて、良かったです。

平能令凰/五嶋菜々加
13.為永結子/鈴木二子連弾初級B[金賞]

「楽しく弾く」がモットーだったので、今日の演奏を2人で楽しく弾くことができてよかったです。素敵でキレイなホールで弾くこともできて、とても気持ち良かったです。

為永結子/鈴木二子
14.長村郁実/長村拓実連弾中級[金賞]

<拓実さん> 落ち着いていつもどおりの演奏を心がけたつもりだったけれど、思うように手の回らないところがあって、それを思い返してしまってミスをしてしまったのが残念でした。

<郁実さん> 本番は何が起こるかわからないけれど、普段の練習どおり、落ち着いてしっかりとした演奏ができたと思います。

長村郁実/長村拓実
15.横井舞菜/石井もも連弾上級[金賞]

お互い受験生だったので、練習時間があまり取れず合わせる時間が減ってしまって不安だったんですが、なんとか間に合わせることができました。演奏中は楽しく演奏もでき、会場にたくさんのお客さんが来てくれて嬉しかったです。

横井舞菜/石井もも
16.野上桃子D級[銀賞]

今回の入賞者記念演奏会の舞台に立ったとき、コンペとはまた違う緊張感を感じました。お客さんからの温かい視線を感じ、「みんな私の演奏を聴いてくださっているんだな」と思って、精一杯演奏することができました。

野上桃子
17.尾関翔太郎E級[銀賞]

最初はちょっと緊張したけど、弾いていくとどんどん楽しくなりました。会場にもお客さんがたくさんいて嬉しかったです。

尾関翔太郎
18.下岡萌々子F級[銀賞]

ピアノの響きもホールの響きも素晴らしくて、弾いていて気持ちが良かったです。今回大好きなスクリャービンの2曲に挑戦して、難しいところも多かったのですが、「もっと深く勉強していきたいな」と思いました。

下岡萌々子
19.谷昂登Jr.G級[金賞]

うまく弾くことができました。大きなホールは響きもとても良くて楽しく演奏することができました。

谷昂登
第2部
1.田渕里奈A1級[金賞]

自分の力を出しきって、楽しく演奏することができました!曲の最後の方の速いパッセージも、ちょっと不安だったけれど、練習通りしっかりと弾けたのでよかったです。

2.石原琢巳A1級[金賞]

最後はちょっとだけ失敗しちゃったけど、最初はうまく弾くことができました。すっごく緊張したけど、「絶対外さないぞ」と思いながら楽しく弾くことができました。

石原琢巳
3.萩原荘樹B級[金賞]

第一生命ホールで演奏するのは初めてだったけれど、ピアノの響きがとてもよかったです。特に第6曲のテンポがとても速くて、ミスをしないように弾くのが大変でした。でも、本番では上手に弾けました!

萩原荘樹
4.吉田彩花B級[金賞]

楽しかったです。発表会で弾いた時よりもピアノもホールも響きが素敵でした。たくさんのお客さんにも聴いてもらえて嬉しかったです。

吉田彩花
5.斎藤奏C級[金賞]

とても楽しく弾けました!曲の冒頭の一見単純に聴こえるところがちょっと難しかったけれど、自分なりにちゃんと演奏できたと思います。自分の表現したいことを、きちんと出すことができました。

斎藤奏
6.福田孝樹C級[金賞]

お母さんや先生に感謝の気持ちを伝えられたと思います。第一生命ホール全体に自分の思いをピアノで伝えられたと思います。楽しかったです。

福田孝樹
7.米倉令真D級[金賞]

演奏していて、本当に嬉しくて仕方がなかったです!去年まゆみ先生が亡くなって、それから一生懸命練習してきたこの曲を、舞台で全力で演奏できたことを心から嬉しく思います。弾いている途中で思わず笑顔がこぼれてしまったくらい、楽しかったです。

米倉令真
8.永井希望E級[金賞]

ミスがいくつかありましたが、悲しいところは悲しく、明るいところは明るく、思う存分に自分なりに表現できたと思います。今日は緊張もせず楽しく弾くことができました。

永井希望
9.渡邊晟人F級[金賞]

この第一生命ホールで演奏できたことが、とても嬉しかったです。出来としてはまあまあだったけれど、今回のようなステージでの経験を積んでいって、「自分がどういう音楽を表現していきたいか」ということを、もっと勉強していきたいと思いました。

渡邊晟人
10.太田糸音Jr.G級[銀賞]

スクリャービンの曲は今回初めて取り組んだ曲で、思っていたよりも深い曲だったので少し悩んだこともありました。でも、音色の勉強をすることもできましたし、このような舞台でこの曲を弾くことが出来て良かったです。昨年は緊張してしまいましたが、今回はうまく自分を出すこともできたので成長できたのかなと思います。

太田糸音
11.中川真那加特級[銀賞]

私はこの第一生命ホールで、特級のセミファイナルやファイナルを経験してきたので、この思い出深い会場でまた演奏できたことを嬉しく思っています。今日は、コンペとは違ったあたたかな雰囲気の中で、リラックスした演奏ができました。とは言っても、まだまだ課題はたくさんありますので、今回見つけた課題も今後の自分に活かしていこうと思います。

中川真那加
当日の様子